過敏性腸症候群の原因|過敏性腸症候群の基礎知識

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過敏性腸症候群の原因

レントゲンや内視鏡検査などをおこなっても明確な原因がわからないのが過敏性腸症候群の特徴です。原因はストレスなどの精神的なもののほか、生活習慣や食生活なども関係していると考えられています。

ここでは、過敏性腸症候群の原因についてご説明します。

主な原因はストレス

過敏性腸症候群の原因ははっきりとはわかりません。逆に、腹痛や下痢、便秘などの腹部の症状があり、消化器内科でも原因がはっきりしない場合に、過敏性腸症候群と診断されることが多いのです。

現在のところ、過敏性腸症候群はいくつもの要因が重なることによって発症すると考えられています。その要因の中でも大きな割合を占めるのがストレスです。

実際、腸は第二の脳と呼ばれるほど精神と関連していると言われています。精神的な負担を受けたりストレスを感じたりすると、脳の指令により腸からセロトニンという成分が分泌されます。この成分の働きによって下痢や便秘が引き起こされるのです。

下痢や便秘が慢性的または定期的に起こるのが過敏性腸症候群ですが、この病気の困ったところは、急にお腹が痛くなったり下痢をしたりという症状そのものがストレスになって、症状を悪化させるという悪循環に陥るところです。電車に乗っているときや授業中、商談中など、ところ構わず症状が出るため、「ここで下痢になったらどうしよう」という緊張がストレスになるのです。

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生活習慣・食生活の乱れ

原因はストレスだけではなく、生活習慣や食生活の乱れにもあると考えられるため、症状に合わせて食事の内容や生活習慣を改善する必要があります。

過敏性腸症候群の人は、普通の人よりも冷たいものや脂っこいものでお腹を壊しやすいので、その点には特に気を付けましょう。

感染性腸炎の後に発症するケースも

過敏性腸症候群は感染性腸炎の後に発症するケースもあります。

英国の医学誌では、感染性腸炎を患った患者の約3割が過敏性腸症候群に移行したという研究結果が発表されました。この医学誌では、過敏性腸症候群に移行した患者の多くがストレスに弱い人であったという研究結果も併せて示されています。

感染性腸炎とは、腸が細菌などの病原体に感染することで、発熱、下痢、腹痛、嘔吐などの症状を起すものです。

この二つの病気の関係について、まだはっきりとしたことはわかっていませんが、腸炎によって腸の粘膜の神経叢(神経組織の小集団)に変化が起こり、その変化が記憶されるため過敏性腸症候群が起こるのではないか、などと言われています。

いずれにしても明確な原因は突き止めにくいので、消化器内科に通っても改善しない場合は心療内科でストレスへの対処などを行ったほうがよいかもしれません。

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